『言語にとって美とはなにか』を読む⑤

ここ数ヶ月読み進めていた『言語にとって美とはなにか』を、ある程度自分なりにまとめてみます。

底本は角川ソフィア文庫版の『定本 言語にとって美とはなにか』(Ⅰ)です。

 

 

これまでの記事

『言語にとって美とはなにか』を読む① - ボツの宮殿

『言語にとって美とはなにか』を読む② - ボツの宮殿

『言語にとって美とはなにか』を読む③ - ボツの宮殿

『言語にとって美とはなにか』を読む④ - ボツの宮殿

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『言語にとって美とはなにか』を読む④

ここ数ヶ月読み進めていた『言語にとって美とはなにか』を、ある程度自分なりにまとめてみます。

底本は角川ソフィア文庫版の『定本 言語にとって美とはなにか』(Ⅰ)です。

 

 

これまでの記事

『言語にとって美とはなにか』を読む① - ボツの宮殿

『言語にとって美とはなにか』を読む② - ボツの宮殿

『言語にとって美とはなにか』を読む③ - ボツの宮殿

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『言語にとって美とはなにか』を読む③

ここ数ヶ月読み進めていた『言語にとって美とはなにか』を、ある程度自分なりにまとめてみます。

底本は角川ソフィア文庫版の『定本 言語にとって美とはなにか』(Ⅰ)です。

 


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『言語にとって美とはなにか』を読む① - ボツの宮殿

『言語にとって美とはなにか』を読む② - ボツの宮殿

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『言語にとって美とはなにか』を読む②

ここ数ヶ月読み進めていた『言語にとって美とはなにか』を、ある程度自分なりにまとめてみます。

底本は角川ソフィア文庫版の『定本 言語にとって美とはなにか』(Ⅰ)です。

 

前回

『言語にとって美とはなにか』を読む① - ボツの宮殿

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『言語にとって美とはなにか』を読む①

ここ数ヶ月読み進めていた『言語にとって美とはなにか』を、ある程度自分なりにまとめてみます。

底本は角川ソフィア文庫版の『定本 言語にとって美とはなにか』(Ⅰ)です。

前半200ページ程度、論考の中心部分をざっくり整理するところまで、折を見て進めます。

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2022年の読書記録と活動報告

 振り返り記事をさくりと書きます。

 

実績

 友人からお誘いのあった寄稿が二作品あります。

 ひとつはフォロワーの桜鬼さんの『石蕗花』に掲載していただきました。「収容所のビワじいさん」というタイトルです。

naminoyorube.stores.jp

naminoyorube.booth.pm

 

 昨年から公募に出すようになりました。

 昨年は地元の文芸賞にひとつだけ出したのですが、今年はその文芸賞に加えて公募にひとつ、合計二作品を提出できました。増えてよかった。

 地元の文芸賞に応募した作品はすでに落選と結果が出ていたので、カクヨムに掲載いたしました。「プリン」というタイトルです。

 昨年の公募落選作品と合わせて「労働と褒美」というタイトルで整理しました。

kakuyomu.jp

 その他、未公開の寄稿作品と公募作品が一作品ずつあります。

 

執筆全般

 最近の自分の中では小説は短ければ短いほどいいという気になっています。

 公募作品も基本的には応募できる最低文字数で書くようにしています。

 執筆したばかりの頃は書くことが思い浮かばなくて文字数が多くするために情景や心情を多角的に書いていたのですが、そのように書くと文章が散らかってしまうので、ひとつの視点でより本質に近づいた形で表現してみたくなりました。

 より広い意味で言えば読みやすくするってことになります。力を適度に抜くことができたら通っぽいかなって気もちょっとあります。

 

 あとは、『言語にとって美とはなにか』を長々読んでいます。

 何周か読む、というより、セクションごとにまとめて、忘れてきたら読み返してって感じです。

 なんでそんなことをしてるかっていうと上手く説明できないんですが、知っておきたいことが書いてある気がしています。

www.kadokawa.co.jp

 

読書

 小説はあんまり読んでいません、といいつつ一番手に入りやすいのはやっぱり現在の作家の本なので、読んではいます。ただ借りて読むことが増えました。

 次回の芥川賞候補作では『ジャクソンひとり』だけ読んだことがありました。最初のマッサージの描写からして好きでしたね。

www.kawade.co.jp

 

 小説を読まない代わりに何を読んでいたのか、ブクログの記録を見て振り返ってみると「経済」と、しいて言えば「文章」というジャンルで読んでいたかなと思います。

 もちろんそれぞれのテーマに当たらない本もあるし、相変わらず精神的に弱ったときによりどころにしてしまう自己啓発本も紛れ込んでいます。

 ブクログの記録を見て気づいたのですが、今年初めての読書は『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』で、驚きました。何でかというと今年最後の読書が『愛するということ』だったからです。無意識のうちに深掘りしていたみたいです。

www.kawade.co.jp

www.kinokuniya.co.jp

 

 もうひとつ、今年読んだ中で印象深かった本として「本は読めないものだから心配するな」を挙げたいです。

 本との付き合い方の理想形だと思いました。

www.chikumashobo.co.jp

 

来年の抱負

 まず書く方について、公募は2作品+αで提出したいです。

 ひとつは地元の文芸賞になるかと思います。もうひとつは気分です。

その他、何人かには言ってますが、長年の懸念であるファンタジー小説を今の執筆スタイルで書きたいです。

 ただ、おそらくものすごく別物感が出てしまうので、タイトルから何から変わりそうです。元ネタはこれなんですよ~くらいな感じですかね。それくらい書き方や、物語づくりの考え方が変わってしまったのです。

 その他、『言語にとって美とはなにか』は自分なりに必要な個所を整理してこのブログに挙げたいと思っています。他にも何か書けるかな。

 

 次に読む方について、そろそろじっくり読む本と読み流す本の区別をつけたいかなと思っています。

 じっくり読む本は1、2ヶ月かけていく感じで、読み流す本は読み切ることに拘泥しない感じでせっしていくのが、自分には合っているかなと思ってます。

 

 最後になりますが、今年はあんまりアクティブな報告ができず申し訳なかったです。

 無理なく趣味の創作を続けていくことが自分の理想です。あまり惑わされず、自分のやりたいようにやっていきたいと思います。

 それではみなさん、よいお年を。来年もお元気で。どこかでお会いできたらうれしいです。

【歴史】株式会社と国債によって世界を変えた王家の話

株式会社と国債の経緯と顛末を、オランダをベースに簡単にまとめます。

前回、前々回からの続きであり、三部作の完結記事です。

個別でも読めますが、連続して読むとより楽しくなります。

前回 

【歴史】世界初の株式会社の話 - ボツの宮殿

前々回 

【歴史】世界初の国債の話 - ボツの宮殿

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